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地磁気観測所要報 第10巻 第02号, p.101, 1962年3月


空地電流について


近藤五郎


要旨

 I.G.Y.期間中Kasemierの方法で空地電流を測定した.測定は多くの困難さがあって充分ではなかったが,
 
  1) 静おん日の現象は旬平均ではオームの法則にしたがっている.
 
  2) 伝導電流の日変化は関川氏が計算したものと大体一致している.
 
  3) 対流電流の日変化は約0.05m/secの上昇気流と空間電荷から説明され得る.
 
  と云うようなことが分ったので報告するが,さらに完全な測定により充分な議論をもつ機会があたえられることを希望する.



[全文 (PDF; 英語; size:855KB)]


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