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平成15年10月29日 17時00分
日本時間の29日15時11分に大規模な磁気嵐が始まりました。これは28日に太陽表面で起こった大規模なフレア現象に伴うもので、今後、全世界的に発達していくことが予想されています。磁気嵐による急激な地磁気変動は、通信衛星の電子機器異常などの原因になることがあり、十分な注意が必要です。
今回の磁気嵐により、茨城県の柿岡では、15時11分に地磁気の水平成分が80nT急増するSSc現象が観測され、16時15分現在でH成分の総変動量は214nTに達しています。これまで柿岡で観測された中でも最大級の磁気嵐になる可能性があります。
地磁気の変動状況は「観測データの時系列図」でご覧になれます。
(調査課)