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平成16年11月8日 15時00分
日本時間の7日19時52分に大規模な磁気嵐が始まりました。これは5日から太陽表面で頻発しているフレア現象に伴うもので、今後、全世界的に発達していくことが予想されています。磁気嵐による急激な地磁気変動は、通信衛星の電子機器異常などの原因になることがあり、十分な注意が必要です。
今回の磁気嵐により、茨城県の柿岡では、19時52分に地磁気の水平成分が31nT急増するSSc現象が観測され、8日13時10分現在でH成分の総変動量は400nTに達しています。これまで柿岡で観測された中でも最大級の磁気嵐になる可能性があります。
地磁気の変動状況は「観測データの時系列図」でご覧になれます。
(調査課)