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5月15日の大規模な磁気嵐について

平成17年5月16日 11時00分


 日本時間の15日11時38分に大規模な磁気嵐が始まりました。これは14日に太陽表面で発生したフレア現象に伴うものです。磁気嵐による急激な地磁気変動は、通信衛星の電子機器異常などの原因になることがあり、十分な注意が必要です。

 今回の磁気嵐により、当所(茨城県八郷町柿岡)では、15日11時38分に地磁気の水平成分が39nT急増するSSc現象が観測され、16日10時30分現在でH成分の総変動量は401nTに達しています。このまま収束すれば、これは1924年以降に柿岡で観測された磁気嵐の中で、25番目の大きさの変動にあたります。

 地磁気の変動状況は「観測データの時系列図」でご覧になれます。

(調査課)



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