地磁気観測所では、代表的な地磁気現象である、ssc(磁気嵐の急始部分)、 si、bay、sfe、pc、pi について、 発生したそれぞれの現象に、顕著さ(明瞭度)を表す Quality としてクラス A, B, C を与えています。 以下に、地磁気観測所(柿岡)で用いている Quality の判定基準を示します。
地磁気現象のクラスの判定は、1957年の IAGAコペンハーゲン会議において、 地磁気現象をA(= very distinct)、B(= fair, ordinary, but unmistakable) 及びC(= doubtful)のクラスで示すことが勧告されたことを契機に始められました。 当所では、si, sscのクラスを2019年に行われた調査に基づいて判定しています。
| si ssc |
A | B | C | 備 考 |
|---|---|---|---|---|
| 29nT≦a d≧3nT/分 |
13nT≦a<29nT d≧3nT/分 |
8nT≦a<13nT d≧3nT/分 または 8nT≦a d<3nT/分 |
a はsi, sscの振幅 d はsi, sscの変化率 詳細はテクニカルレポートを参照 |
| bay | A | B | C | 備 考 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 35nT以上 | 15nT以上 | 10nT以上 | |||
| 擾乱時 | 極めて顕著なもの | 40〜50nT以上 | 25nT以上 | 磁気嵐や不規則な地磁気擾乱が発生中の場合 |
| sfe | A | B | C | 備 考 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 20nT以上 | 7nT以上 | 2〜3nT以上 | K指数が0〜2の場合 | ||
| 擾乱時 | 25nT以上 | 10nT以上 | 5nT以上 | K指数が3以上の場合 |
| pc | A | B | C | 備 考 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1.8nT以上 | 1.8〜0.7nT以上 | 0.7〜0.4nT以上 | |||
| 擾乱時 | 2.7nT以上 | 2.7〜1.0nT以上 | 1.0〜0.6nT以上 | 当該pcに他の現象が混在し波形を崩している場合 |
| pi | A | B | C | 備 考 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 3.9nT以上 | 3.9〜2.0nT以上 | 2.0〜0.7nT以上 | |||
| 擾乱時 | 5.9nT以上 | 5.9〜3.0nT以上 | 3.0〜1.0nT以上 | 当該 pi に他の現象が混在し波形を崩している場合 |
