ナビゲーションスキップ用画像

ナビゲーションをスキップ

 
 
ホーム > 刊行物 > 地磁気観測所要報 > 第1巻 第1号 (1938年)

第1巻 第1号 (1938年)



岡田武松

 柿岡地磁氣觀測所で測定したる地磁氣,地電流,空中電氣その他の地球物理學的要素の値は,之を蒐録して同所の年報に掲げる,今度所員の研究になる諸種の論文を集めて報文を編纂し,之を柿岡地磁氣觀測所要報として刊行することとした。この要報は一年四冊を刊行する予定になっているが,何しろ小数の臺員が定時觀測の余暇を利用して研究する成果であるから,仲々思う様には運ばないかも知れないが,一同最大の努力を為して目的を達成せんことを期している。本要報は年報と相持ちて,本邦に於ける地磁氣研究者に幾分なりとも参考となることが出来れば幸甚神の至りである,茲に刊行の由来を述べて序とする。

   昭和十三年三月
                    中央氣象臺長
                      岡田武松



横内幸雄

柿岡に於ける空中電位傾度に就いて

地磁気観測所要報, 第1巻, 第1号, pp. 1-12, 1938年3月





今道周一

無線短波障碍と地球磁場の変化

地磁気観測所要報, 第1巻, 第1号, pp. 13-19, 1938年3月





大宅耿

McNish型Z-感応磁力計に就いて

地磁気観測所要報, 第1巻, 第1号, pp. 20-39, 1938年3月





吉松隆三郎

地電位差の長短両基線観測より見た二三の特殊変化に就いて

地磁気観測所要報, 第1巻, 第1号, pp. 40-47, 1938年3月





横内幸雄

柿岡に於ける空間電荷に就いて

地磁気観測所要報, 第1巻, 第1号, pp. 48-57, 1938年3月





湯村哲男

茨城縣及び柿岡盆地に於ける地球磁気垂直分力の分布に就いて

地磁気観測所要報, 第1巻, 第1号, pp. 58-78, 1938年3月





小岩井誠

パーマネントオーロラ撮影用分光写真器の製作及び試写に就いての概報

地磁気観測所要報, 第1巻, 第1号, pp. 79-84, 1938年3月





このページのトップへ