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第18巻 第2号 (1979年)



Shiraki, M.

The Lunar and Solar Daily Geomagnetic Variations at Kakioka, Japan,1913-1976

Memoirs of Kakioka Magnetic Observatory, Vol. 18, No. 2, pp. 1-54, November, 1979


要旨

 柿岡における1913-1976年(1917-1923年は欠測のため計57年間)の地磁気三成分の毎時値データを用いて,太陰・太陽日変化の解析を行った。データは,季節,太陽黒点数,地磁気活動度の三つのパラメータによって,計49個のグループに別けて,それぞれについてChapman−Millerの方法で解析した。結果は,調和係数を表で示すと共に,デーグラフ,ベクトルダイヤグラム,ハーモニックダイヤルで図示した。結果のいくつかの特徴点を記述し,議論した。




大地洸, 伊知地昇, 桑島正幸, 河村まこと

伊豆大島近海地震に関連する地磁気全磁力変化

地磁気観測所要報, 第18巻, 第2号, pp. 55-64, 1979年11月


要旨

  筆者等は1976年より自然災害特別研究(1)「地震活動域における電磁気現象の特性に関する研究(昭和51年度),「地震活動域における電磁気異常現象の検出に関する研究(昭和52年度)」に参加し主として伊豆半島西部ならびに中部で地磁気,地電流ならびに大地比抵抗の観測を実施してきた。
 今回の報告は伊豆大島近海地震(1978)発生の約2か月前から松崎町で実施していたプロトン磁力計による全磁力観測の結果を鹿野山(国土地理院),菅引(東京大学地震研究所),宮ヶ原および柿岡(地磁気観測所)と比較解析した結果と石廊崎における埋込式歪計の観測結果と全磁力変化の対比等について報告する。




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