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地磁気観測所テクニカルレポート 第13巻 第01,02号, p.7, 2016年2月


短基線による地電位差観測の長期安定性に関する調査


森永健司,外谷健


要旨

 地磁気観測所における地電位差観測において,降水時の接触電位差の変動は長年の課題となっている.この課題解決に向けて,本研究では複数の銅板電極を使用した多極法による地電位差観測と,平衡電極を使用した観測を実施し,観測データの長期安定性や降水による影響の違いについて調査した.
  調査の結果,以下のことが確認できた.
  @平衡電極は長期的な地電位差観測には適さない.
  A降水の影響はペアとなる電極埋設場所のローム層の厚さの違いと関連している.
  B電極間に温度差がある場合,温度差に比例する電位差変動が観測される可能性が高い.


本文には正誤表が付属します


[全文 (PDF; 日本語; size:3904KB)]


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