ナビゲーションをスキップ
磁気嵐(SSC)主相における水平分力最小値起時の世界時日変化
吉松隆三郎
要旨
IGY及びIGC-1959の世界的資料が集りつつあるので,いずれは従来よりもずっと詳細な磁気嵐特性が分析されると思うが,そうであれば一地点における長期資料についての時間的特性についても,なお詳細な或は新しい事実のしらべも大切なように感ぜられる.この意味から柿岡(1924-1959 (5月))におけるSSC(SSC*)の水平分力の最小値の起時が磁気嵐の起時(世界時)に関して或特別な日変化をすることを見出した.(Fig1) これは嵐の大小,外国の観測所(欧米)について確められた.