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地磁気観測所要報 第14巻 第02号, p.77, 1972年3月


地磁気地電流法による女満別の地下電気伝導度について


大和田真一


要旨

 女満別付近の地下電気伝導度の推定のではじめの試みとして,地磁気観測所女満出張所の地磁気地電流の変化観測資料を用いて. Niblett and sayn-Wittgenstein による地磁気地電流法を適用して地下の電気伝導度を推定した.地電流に異方性があるので今回はEx/Hyの振幅比のみを使用した.その結果は8〜170kmを3層に分けて考えることが出来る.第一層8〜20km,第二層は20〜90km,第三層は90〜170kmである.第一層の電気伝導度は3×10・-13〜1×10・-13 e.m.u.,第二層は1×10・-14〜2×l0・-15 e.m.u.,第三層は3×10・-14〜2×10・-14 e.m.u.である.



[全文 (PDF; 日本語; size:316KB)]


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