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地磁気観測所要報 第15巻 第01号, p.63, 1972年12月


日本における地磁気変化ベクトルの異常について(第五報)−日本東部の平機・磐城などの変化ベクトル−


久保木忠夫


要旨

 地磁気短周期変化の変化ベクトルが非常に局地性のあることは多くの研究者により明らかにされつつある.この報告では日本東部の海岸の平磯・磐城の2つの観測所の変化ベクトルを求め,合わせてその付近のすでに報告されているいくつかの観測所の資料を検討した.
  関東地方の変化ベクトルはごくわずか西よりで殆んど北向きである.しかし平磯・磐城・小名浜・浪江と北の観測所ほど西よりになっている.そしていづれの地点もDurationが1〜3分くらいの急変化現象に対して周期に対する変化ベクトルの変わり方が大きい.
  また日本東部の海岸にあるいくつかの観測所の変化ベクトルの大きさは柿岡と同じ程度にいづれも大きい.



[全文 (PDF; 日本語; size:809KB)]


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