ナビゲーションをスキップ
低緯度および高緯度におけるPc1脈動の特性の対比
外谷健,桑島正幸,河村まこと,福西浩,鮎川勝
要旨
1977年2月から1978年1月の期間に中低緯度(女満別)と高緯度(南極,昭和基地)において,誘導磁力計を用いて観測されたPc1について,その特性の比較を統計的に試みた.その結果,両者には出現頻度の日変化,中心周期および地磁気活動度の依存性において大きな差異が認められ,発生機構が異ることが推察される.